うつ病は治る病気? Part9

昨日の記事の続き

観念の上書きをするべく、

1人の友人に全てを打ち明けて、

今の自分を否定されることもなく、

嫌われることもなく、

ありのままの自分を受け入れてくれた友人。

その友人と酒を飲みなから話をしていたなかで、

彼はこうも言っていた。

「バリバリと仕事をしていた頃のお前と会うと、

 自分も頑張ろうと思えたけど、
 
 でも、なんとなく疲れる感じもしていたんだ。
 
 だけど、今日はその疲れる感じがしない。
 
 昔に一緒の仕事していた頃に戻った感じだな。」

この言葉を聞いたとき、

病気になってから、その友人に会うのが怖いと感じていたのも、

外資系の会社でバリバリと働いている友人に会うために、

自分も立派な社会人で立派に仕事していなければ、

自分も相手と同等の立場に合せなければ、

その友人から嫌われると思っていたいから。

だから、病気以前の自分は、その友人に会うと、

必ず、立派な自分、仕事が出来る自分を見せようとして、

一生懸命、アピールしていたことを思い出した。

その友人に嫌われたくないという思いが、

逆に友人にとっては疲れることだった。

相手に自分を合せれば=人から嫌われないという

30年付もき合ってきた固定観念自体も

完全な方程式ではなかったと気づいた時だった。

その事にも気づいた時から、

相手に合せることをやめて、

今のあるがままの自分でいいと思えた。

それから、多くの人と会い、

沢山のコミュニケーションを交わすなかで、

少しずつ、あるがままの自分を表現していった。

このブログも、以前は絶対に自分が書いていると

言うことはしなかった。

なぜならば、

このブログと実際の自分がリンク出来たら、

自分が過去の病気だった事がバレてしまうから。

病気の事がバレてしまったら、

嫌われてしまうから、かっこ悪いから、

そんな思いを感じていたのだと思う。

でも、最近出会う人たちには、

ブログを書いていることも話をする。

自分が病気になったのも事実だし、

主夫をしているのも事実だし、

ここで書いていることも

自分が感じていることの事実。

今の事実があるがままの自分。

その事を相手からどう見られようと、

自分の固定観念ではもう関係がないし、

過去と今の自分自身を、

自分で受け入れられていれば

いいと思えるようになった。

過去から今までの

あるがままの自分こと、

自分が感じていることを

素直に相手に言葉で表現することを、

心理学では自己開示という。

この自己開示が出来るようになって、

人とのコミュニケーションが大きく変わった。

続きをまた明日書きます。

ブログのタイトルと

本文がだんだん離れてるような感じがしますが、

やっぱり、この文書が書けるのも、

自分が病気になったことで気づいた事なので、

しばらく書き続けたいと思います。
$人生を楽しもう!!


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