うつ病は治る病気? Part12

昨日の記事の続き

自己開示をするようになって、

人とのコミュニケーションが大きく変わった、

以前はでストレスを感じていたことが、

今では楽しく感じるようになった。

うつ病になった事で、

自分自身を見つめ直し、

自己開示するきっかけになった。

そして、病気になった事で、

自己開示以外にも、

自分の中の多くの価値観や固定観念が

存在していることにも気がついた。

たとえば、

・大きな会社に勤めなければならない。

・ビッシとスーツを着て働かなければならない。

・人より多い給料でなければならない。

・人より評価されなければならない。

・人より認められなければならない。

そんな感じの価値観や観念だった。

今見返してみると、社会性の視点や

他人から見た視点のことばかりだけど、

以前の自分は、この価値観や観念を基準として

行動をしていたと思う。

この価値観や観念は、

自分や会社が右肩上がりで成長しているときは、

1つのモチベーションとなり行動エネルギーになるけど、

自分や会社の成長が止まり、現状より下がり始めたとき、

この価値観や観念に囚われていると、

自分の否定や過去への後悔のエネルギーに変わる、

諸刃の剣のようなもの。

そして自分が病気になり、

自己否定や後悔に駆られたのも、

この価値観や観念が存在していたから。

今だから思うことがある。

上記で書いた自分の価値観には、

ゴールがないこと。

もっとお金が欲しい、

もっと人から認められたい、

もっと、もっと、

このもっとはゴールがない青天井。

だからいつまでたっても満たされない。

自分の周りには既にすばらしいものがあるのに

その、満たされない気持ちばかりで、

自分のストレスにもなっていた。

うつ病になり、会社を退職して、

上記の価値観を満たすべくものを全て失った。

失った喪失感がとても強く自分を責め続けた。

でも、

失ったことで、大切なものが見えてきた。

既にある自分の周りの人や物や環境のありがたさ。

妻や子どもや親や友人の存在。

普通に毎日を過ごせる場所があり、

お腹がすいたらご飯を食べられること。

とても、あたりまえの事だけど、

実はそれが幸せということ。

それを感じる事が出来たとき、

以前の価値観も上書き出来たのだと思う。

今日も、過去の事やその時の感情を思い出し、

そして、それを今の自分が感じた事を、

文章にしてブログで書いています。

これも1つの自己開示。

今まで書いた文書を読み返し、

当時の自分を振り返ってみると、

自分はなるべくして病気になったと思う。

そして、今では病気になった事に、

感謝を出来るようになった。

病気にならずに、あのままの自分で進んでいたら、

きっと、今ある妻や子ども達の笑顔を感じる事が

できなかったと思う。

病気は、自分自身の表現して生きること、

そして、小さな日常のありがたさを教えてくれた、

体と心からのメッセージだったと思っています。
$人生を楽しもう!!


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