プロということ

我が家には10年前に購入した

マウンテンバイク(MTB)がある。

子どもが生まれてから乗る機会がなく、

実家に眠っていたのだが、

今回の震災時に引っ張り出してきた。

もう、7年ぐらい乗っていなかったので、

サビサビな状態で前輪もパンクしていた。

$人生を楽しもう!!

その為、少し離れたホームセンターに持っていき、

前輪一式を約4000円で愛想のいいおにいさんが修理してくれた。

その後、しばらく乗っていたら、

次に後輪もパンクした。

今度は近所の小さい自転車屋さんに持っていた。

そこは、愛想があまりよくない、おじさんのお店。

後輪一式で約5000円と修理に1日にかかると言われた。

ホームセンターよりお金も時間もかかるので、

どうしようかと悩んだが、まあ、今回は頼むことにした。

それから、翌日、自転車屋に引き取りにいくと、

なんと、そこには見違えるようにピカピカになったMTBがあった。

おじさんに話を聞くと、

「この自転車は、まだまだ十分乗れる。
  
  修理・調整と自転車を磨くのに時間がかかって悪かったな。」

と照れくさそうに話してくれた。

感謝とお礼をして、MTBに乗ってみると、

とても軽く走れ、ゆがんでいたバランスも調整されていた。

ホームセンターでの修理に不満があった訳でない、

ただ、おじさんの自転車屋さんの対応がとてもうれしかった。

それはどうしてか?

自分の「後輪の修理」という要求に対して、

おじさんは、「修理・調整・清掃」と

自分の要求以上の仕事をしてくれた。

お客様の要求以上の仕事を

利益を求める事もなく普通にする。

そして、その1件以来、

我が家に3台ある自転車で何かあれば、

そのおじさんのお店に行くようになったので、

お店は自然に売り上げが増えてゆく。

これがプロの仕事だと

おじさんに教えてもらった。

今日は1日ありがとうございました。

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