フォトリーディング27冊目
【タイトル】
営業は「洗脳」
【著者】
苫米地英人
【本を読む目的】
苫米地さんの本はどんなことが書かれているのだろうか?
営業の仕事の本質とは?
【感想】
自分はこれまでIT技術のエンジニアの仕事をメインで行ってきた。
なので営業経験のない自分の”営業”の仕事のイメージは、
売り上げノルマがあり、何が何でも自社商品を
売らなければならないという
どちらかというとプレッシャーが強い仕事のイメージだった。
でも、この本では、営業の仕事とは、
自分・自社の商品を売ることではなく、
お客様に幸せな未来を売ることが仕事だという。
確かにこの観点で営業という仕事を考えることで、
単に自社の商品のアピールをする売り方でだけでなく、
まず、お客様に興味を持ち、お客様が幸せになる方法を考え、
そこに自社の商品をどう関連付けるかという売り方になる。
こういう営業の仕事であれば、
営業もまた楽しい仕事にではないだろうか。
そして、今後の社会性として書かれていたことで、
ソーシャルアントレブレナーという考え方に気になった。
現在の企業運営の大前提は利益を上げ株主に還元すること。
その為に企業は成長を続け利益追求するというビジネス傾向で
だから、自分の営業のイメージとして、
自社の商品を売らなければならないというイメージだったと思う。
このソーシャルアントプレナーの考え方は、
企業は利益追求するのではなく、社会奉仕するという考え方。
今のNPO団体の活動が、その会社のサービスとなるイメージかな。
そして、ソーシャルアントプレナーの会社にこそ、
お客様に幸せを売るという営業方法が必要になるのではないだろうか。
お互いがお互いの長所を活かし、周りの人々を助け合っていく、
その結果、社会が1つの円になり、より良い社会になる。
これからはそういう時代に変わるべきなのではないだろうか。
少し怪しいタイトルの本だけど、営業という仕事を教えてくれる1冊です。
営業は「洗脳」―一瞬でお客様を支配する禁断の営業術/苫米地 英人
¥1,365
Amazon.co.jp
今日も1日ありがとうございます。
コメント