フォトリーディング29冊目
【タイトル】
心のDNAの育て方
【著者】
石井裕之
【本を読む目的】
2つの感情とは?
意識魂と悟性魂とは?
【感想】
ダイナマイトモチベーションの石井裕之さんの本。
この本の中に、これからの人間の心の変化として、
シュタイナーの意識魂と悟性魂というものがあった。
悟性魂(15世紀~21世紀まで)
社会や企業、外部にある権威などの期待に
応じられる人間になる。
その場合、自分の内になる声を打ち消し、
他人の尺度の中で生きている心。
意識魂(21世紀~)
外部の権威に合わせるのではなく、
ひとりひとりが自分自身の内なる根拠を見出し、
それに従って行動出来る心。
そして、すべての結果に責任を自分で負う覚悟かあれば、
すべての選択は成功とである。
この悟性魂と意識魂の話し、まさに今の自分に当てはまる。
以前のブログにも書きましたが、
うつ病になる前、バリバリ仕事をしていた頃の自分、
その時の自分は、社会的観点や他人からの
評価(認められたい)をモチベーションとしていて、
外部にある他の価値観から自分自身を見てきた。
これは悟性魂の心のあり方だったと思う。
そして、今この時の自分。
今の自分は社会的観点・他人の評価を気にしなくなっている。
いまの自分はいまこの時の自分でしかなく、
そこには社会も他人も関係がない。
今この時の自分を大切にしたいと思っている。
そう思えるようになったとき、
うつ病気で”なにもできない自分”から、
”自分にもまだ出来る事がある”という
感情に切り替わり行動も変わってきた。
そうして、こうやってブログを日々書いている。
これは意識魂の考え方になるではないだろうか。
社会や他人の価値観で生きるのではなく、
自分の内なる声を大切にして
自分自身の心柱を大切に生きていく。
そう考えると、”うつ病になった”という事象は、
この悟性魂から意識魂への切り替えを行うために
大切なファクターであったのではないだろうか。
いまの地球上で社会不安・大災害など、
色々と不安になる事象が起きている。
でも、もしかしたらこの事象も人間が魂を
切り替える重要なファクターなのかもしれない。
人生の中で起きる事象に何一つ無意味な事はない。
その事象から1人1人が何を学ぶかが大切なことではないだろうか。
心の中の設計図は自分自身が描くことができる。
今日という1日を今の自分の環境の中でBESTを尽くす、
その大切さを教えてくれる1冊です。
「心のDNA」の育て方~夢と目標を実現する7つの心理セラピー~(CD付)/石井裕之
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今日も1日ありがとうございます。
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