もうひとつのバランスという視点


引き続き、本田健さんの

”ユダヤ人大富豪の教え ふたたびアメリカ編”
 
 ハリーがケンに伝えた言葉

「世界で起きることは、すべてバランスを取るためのもの。」

 この言葉を読んだ時、

自分の事以外でも考えたことがあった。

 それは、日本中に大きな被害をもたらし、
 
 まだ問題が収束していない3.11の大震災のこと。

 もし、この大震災も何らかのバランスをとる為に発生したと

 仮定をしたらどうなのだろうか。

 そう考えとき、

きっと地球という星が

 そこに住む僕ら人類とのバランスを

取りたかったのではないだろうかと感じる。

 日本で例えるならば、震災前の社会は大両消費大量生産、
 
 電気・ガソリンなどのエネルギーがを無限にあると勘違いし、

 その裏にあるエネルギー供給源が、

 原子力発電所という危険なものだと
 
 何も考えることなく無駄に浪費をしていた。

 たぶんこの状態は極端なポジティブ自立の社会だったと思う。

 そして、3,11大震災が起きた。

 津波により一瞬により街が流され、尊い命がたくさん失われ、

 そして、放射能が大量に飛散をして、現在も進行中である。

 その結果、社会はポジティブ自立からネガティブ依存へシフトして、

 日本中が不安一杯の社会になった。
 

 でも反対に、

 震災後から社会全体が人にやさしくなったようにも感じる。

 自分は5月に石巻へ炊き出しボランティアに行っていた。

 津波により街が完全に壊滅し、

がれきという元々は人々財産だった

 ものだけがそこら中に転がっていた。

 でも、そこには、自分の利害関係をかえりみず、汗を流しながら、

 一生懸命泥だしをしている多くのボランティアをしている人たちがいた。

 海外からも日本の為にと駆けつけてボランティアしている人がいた。

 そして、現地の人たちは、自分たちが大変を思いをしたにも関わらず、

 純粋にボランティアの人たちに感謝をしていた。
 

 エネルギー対しても、震災直後の計画停電・ガソリンスタンドの大行列、

 その事を経験したからこそ、

 スイッチ1つで電気がつく生活に感謝することが出来るし、

 車でドライブ行けることにだって感謝を見出すことができる。

 
 まだ、原発が収束しておらず、不安要素はあるけれども、

 あの震災は、今まで日本人が見失っていたことに、

 気付くために、地球がバランスをとるために、

 起きたのではないだろうか。

 そう感じることが出来たとき、

 いま一番大切なことは、

 今、あたりまえに生活出来ていたことに感謝すること、

 そして、起きた事象にフォーカスをするのではなく、

 そこから、僕ら人類が何を学べるのか?

 という感じ方だと思う。

 なぜかそんな事を感じた。 

$人生を楽しもう!!

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