昨日までの関連の記事になるのだけど、
この記事は、以前から自分が感じていたこと。
でも、人によってはキツイ事を書くことになると思い、
ずーっと書くべきかどうか正直悩んだ。
でも、これから書く事が
うつ病という病気の症状の
本当のメッセージだったと、
今の自分は感じています。
この記事は精神科医でも、心理学者でもない、
ただ、少しうつ病を経験した
自分が感じた独り言です。
参考程度に読んでください。
うつ病は治る病気なのかということ。
自分が会社に行けなくなり、
自宅から少し離れたメンタルクリニックに
家族に担がれるようにして行ったとき、
そこの主治医の先生が言った言葉を今も覚えている。
「あなたは少しうつ病にかかっているようです。
うつ病は心がかぜをひいた症状です。
かぜをひいたときは体を休めるように、
今は心を少し休ませましょう。
そうすれば、必ず治りますよ。」
この言葉を聞いたとき、
「そうか、今は心がかぜをひいていて、休めば治るのか」と、
素直にその言葉をを受け入れられた。
でも、実はこの”治る”という言葉が、
自分自身を苦しめる言葉だったことに、
最近気がついた。
かぜをひいた。
体を休めてかぜが治った。
この時の”治る”は、
かぜのウイルスがなくなり体調が戻り、
また、元気な体に戻った意味になると思う。
腕を骨折した。
ギブスが外れて骨折が治った。
この時の”治る”は、
骨がくっつき、再び自由に腕が使える
状態に戻ったという意味だと思う。
では、うつ病になった。
心を休めてうつ病が治った。
この時の”治る”は、どんな意味になるのだろうか。
普通に捉えれば、心が軽やかになり、
また、元気に前向きになれるということになるのだと思う。
でも、ここで1つの落とし穴があるような感じがしている。
それが、うつ病は再発しやすいと言われている理由だと思う。
病気が治る。
この”治る”という言葉は、
病気以前の健康の体の状態に戻るという意味。
確かにかぜや骨折は治る病気やケガだと思う。
でも、うつ病などの心の病気は、
治る病気でもなく、治す病気でもないと、
今の自分は感じています。
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