昨日の記事の続き
うつ病などの心の病気は、
治す病気ではなく自分自身に気づく病気。
そう仮定したとき、
自分は今までの潜在意識の奥底に眠っていた
「だれからも好れなければばらない。」という
1つの固定観念に気がついた。
そして、気づけたのだから、
この際、そんな固定観念は捨ててしまえと思った。
そもそも、その固定観念は、
幼少の時に友人から嫌われたなどの、
子どもながらのショック体験がトラウマとなり、
もう、その体験をしたくないから、
固定観念として潜在意識の中にあったものだと思う。
人とコミュニケーションをする時は、
常にこの観念のフィルタを通して、
相手と自分を見ていた。
そして、それがストレスの要因にもなっていた。
だから捨ててしまおうと。
でも、約30年間もお付き合いしてきた、
この固定観念とさよならをするのはなかなか難しい。
人の潜在意識には現状維持をするメカニズムがあって、
30年間も無意識で使っていた観念のフィルタを外すのは、
簡単ではなかった。
だから、最初にこの観念に気づけても、
捨てることはできなかった。
病気の症状もよくなり、
少しずつ動けるようになってから、
友人と久しぶりに会ったり、
簡単なセミナーに参加するようにして
人前に出てくようにした。
でも、そこで自分の話になると、
うつ病になった事や、
会社を辞めて今は無職という事を言えずに、
「IT関連で仕事をしています」なんて嘘をついて、
前職の頃をの仕事の話をして話を合わせていた。
これもやっぱり、人から嫌われたくないという
観念のフィルターを通して出てきた言葉。
そして、自分の発した言葉を聞いて、
自分の内面でまた嘘をついた~という感情が出てきて、
自分自身にストレスを感じていた。
こうやって、観念に気がついたとしても、
変える事が出来ない現実の日々感じていた。
そんな悩みを抱えながら、
なにげなくインターネットを見ていたら、
フッと下記の1つのフレーズが目に入った。
人の価値観や固定観念は上書きで変える事が出来ると。
このフレーズを読んだ時に、
自分の悩みが理解出来た。
自分は観念を捨てようとしていた、
だけど、捨てることが出来なかった。
でも、観念を上書きしようと思えばどうだろうか。
観念を上書きするにはどうすればいいだろうかと思えたとき、
過去の観念を分解していけばいいと思えた。
幼少の頃に友人から嫌われた
それは ↓
とても悲しくなるくらいショックだった
そして ↓
自分は人から好かれた・もう嫌われたくないと思った。
そうすれば ↓
自分が相手に合せれば、もう嫌われないと思った。
よって ||
自分を相手に合せれば、人からは嫌われない。
自分の観念を分解するとこんな感じだった。
この観念を上書きするには、
どこの部分を変えればいいのかと考えたとき、
自分を相手に合せれば、人から嫌われない。という箇所だった。
このフレーズを反対にしてみた。
あるがままの自分自身でいれば、人からも好かれる。
観念を上書きする為のフレーズができあがった。
そして、このフレーズを実践していった。
また、続きを明日書きます。
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