ザ・シフト　～価値観が変わるとき～　Part1

昨日の記事で、

2012年は社会的価値観が少し変わる年と書いた。

そして、その為に

他者や社会的価値観に依存するのではなく

自分自身が考え・感じて、現実を受け止められる

土台作りをしていきたいと思っている。

なぜならば、

人はE-GーO（エゴ）だけで得たものを失ったとき、

自分自身をも見失ってしまうから。

このセリフはザ・シフトという映画の中で、

ウェイン・Ｗ・ダイアー博士が言っている言葉。

僕はこの言葉にものすごく共感できる。

僕もうつ病になる以前は、

エゴの特徴的な生き方をしていた、

・所有物で自己の価値を定め、

・社会的肩書きで自己を定義し、

・他人の評価を気にして、

・常に足りないもの意識をフォーカスする。

これらのエゴの価値観だけが、

当時の自分の中では行動の原動力になっていたと思う。

だけど、うつ病になり、会社を退職した時、

エゴの価値観を満たすことができなくなり、

自分自身を見失った経験がある。

そして、このエゴの価値観こそが、

今の社会的価値観になっているのだと思う。

今、米国・欧州・そして日本などで経済不安があり、

3.11大震災、タイの大洪水などの自然現象、

つい１０年前の社会的価値観では

考えられないことが現実に起こっている。

だから、社会的価値観だけに依存して、

現実を見たり聞いたりするのではなく、

自分自身が考え・感じて、現実を受け止められる、

心の体制を準備しておく必要があるのだと思う。

なぜならば、

社会的価値観はいとも簡単に変わることがあり、

その社会的価値観だけで得ていたものを失うと、

人は自分自身をも失ってしまうから。