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【タイトル】
ドイツ グリーンツーリズム考
【著者】
鈴江 恵子
【本を読む目的・キーワード】
★グリーンツーリズムとは
自然保護の観点
ドイツ人と話をして
【感想】
今回もかなり実務的な本。
グリーンツーリズムとは、
都市住民が農山漁村地区に長期滞在をしながら、
自然や文化にふれ、農村に住む人々と交流して
いろいろな体験をすることをいう。
グリーンツーリーズムの先進国は、
ドイツ・フランス・イギリスであり、
ドイツでは休暇中の家族旅行として
グリーンツーリズムを取り入れ、
家族で農村地区に遊びに行き、
自然の中での体験や、
家族でゆっくり過ごすという。
では、僕ら日本人の休暇の
過ごし方はどだろうか?
たぶん、
今回はどこへ行ってなにをしようか?
という視点が多いのだと思う。
特に日本は長期休暇が
取得しずらい企業文化なので、
短い休暇日数の中で、
動物園、観光スポット、遊園地・・・
その場所にある魅力的なものだけを求めて、
忙しく色々と動きまわる事が多いと思う。
仕事の忙しさから解放される休暇なのに、
旅行でも忙しいスケジュールで動いてしまう。
グリーンツーリズムの根底の考えは、
自然の中でなにもしない、
その場所の自然とふれあう、
そこにあるもので体験をする。
家族とゆっくり会話をする。
などなど、、
何かを求めて旅行をするのではなく、
なにもしない時間と空間を求めて旅行をする。
そうすることで、心にゆとりができて、
家族とじっくり会話をしたり、
その周りある自然環境に興味をもち、
その中にあるもので遊んでみたりする。
日本でもグリーンツーリズムの考え方が
ドイツ-グリーン・ツーリズム考―田園ビジネスを創出したダイナミズム/鈴江 恵子
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