昨日の続き。
不動産屋が言った
「農地なんかよりも、
倉庫にした方が、
雇用がうまれ、
町の収入が増えて、
みんなが豊かになれる。」
今の経済システムでは、
この意見は正しいのかもしれない。
でも、もう少し考えてほしい、
倉庫を建て、雇用が増え、
そこで得たお金は
何のために使うのか?ということを。
生活のため、学費のため、老後のため、
人それぞれお金の使い道はあると思うが、
誰もが必ず食べるものを買っている。
食べものを作り出す、
身近な大地を潰して、
そこで得たお金を使って、
他の土地で生産された食べもの買う。
確かに、近くの畑がつぶれても、
近くのスーパーに行き、
お金を支払えば
色々な食材は手に入る。
しかし、そのスーパーは、
物流システムが正常に流れているから、
他の土地の食材を提供できているだけ。
思い出してほしい3.11大震災の時に、
関東でも多くのものが品薄状態になったことを。
たった一つの震災が起きただけで
物流システムなどは簡単に麻痺をすることを。
その時に、コンクリートで埋め尽くされた
身近な大地には食べものがなく、
ただ外からの援助を待つのだろうか。
コンクリートにお金を蒔いたって
何一つ芽はでない。
畑にお金を植えたって、
僕らが食べるものは作れない。
僕らが食べるものを作るには、
母なる生きた大地に、
生きた種を蒔くしかない。
これは、
100年前も100年後も
何も変わらない事実。
それが自然界の流れだから。
今の大人達は、そろそろ身近にある、
本当の豊かさに気づく時なのだと思う。
未来の大人達のためにも。
コメント
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一昨日、夢を見ました。
どうやら夢の中で、何かに被災しており、食べ物がないようでした。
それでね、誰かに「あなたのうちにはたくさん野草酵素があるのだから、食べ物がなくても、水と酵素を飲んで、しばらくは健康に生き伸びられるよ」と言われたの。
私は「あー、そのために私は、せっせと野草酵素を何種類も作ってたんだぁ」と、妙に納得してしまったんだ。
けどさ、朝起きて、あらためて考えたけど、ほんとにそうなのかもしれないなぁと思って。
私たちは、大地の恵みだけで、充分に生きていけるようにできている。
忘れちゃっているけど、ほんとに自分の立っている地面と、つながりさえすれば、生きていける。
どこからか、買われてきたお人形ではないのだから。
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おはよう。
いい夢をみたね~。
空さんのコメントを読んで
アルケミストの言葉で
”求める宝は1番身近なところにある。”
を思い出しました。
ほんと、僕らは大地の恵みだけで
慎ましく生きてけると思う。
大切なのはこれ以上、
人と大地との縁を切らないことだと思うな
どんぐりも未来の大人達への一環だね。
コメントありがとう。