今回のキーワード
★正義・常識とは
常識を疑ってみる
僕らは常日頃から、間違いではなく、正しくありたいと思い、また、みんなで一緒でありたいと思う。
正しさが正義であり、一緒でありたいという思いが常識となり、時には常識が正しさにもなる。
例えば、大阪でエスカレータにのると、止まる人が右側で、登る人が左側、エスカレーターの常識が東京とは逆になっている。
そのことを知らずして、東京と同じように左側で止まっていると、それは、大阪の人から見れば間違いであり、常識外れであり、きっと、周りから注意されることになる。
大阪の人が東京にきても同じこと。
エスカレーターという道具に対して、自分らの立つ位置を決め、その常識というルールを決めているのは、人間でしかない。
常識のルールに則って、正しい・間違いだというものは、すべて人の基準で作られている。
でも文化が変われば、常識もルールも簡単に変わる。
立つ位置が右にもなれば左にもなる。
正義とか悪とか、正しいとか間違いとか、常識とか非常識とかを2択で答を考えるまえに、そもそものルール常識という名の判断基準を疑い、自分自身で状況を観察して考え・感じること事が大切なのかもしれません。
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