野菜は野菜になるべく実を付けるのではなく、
自らの子孫繁栄の準備として実をつけている。
野菜としての生命エネルギーが高いときが、
人間にとってての食べ時でもあり、
野菜として収穫をしいる。
そう考えたとき、
人は食べたいから食べるのではなく、
必要なエネルギーを確保するために食べている。
車で例えるなら、
ガソリンを給油すること一緒。
そして、車にガソリンを給油する時、
精度が粗悪なガソリンを入れると、
エンジン効率が落ちて不完全燃焼になり、
黒い二酸化炭素を吐き出す。
これも事も一緒だと思う。
自分の食欲を満たすだけで食べようとすると、
ただ、食べたいものだけを食べてしまう。
そうすると、食事の量とバランスが偏り、
体の中で不完全燃焼がおきる。
また、体は食べ物を消化をすることに
エネルギー浪費してしまうので、
思考や感性や理性のエネルギーが減少していく。
今の日本社会では、低価格で
おいしいく感じられる食べ物が溢れている。
だから、食欲を満たすために食べようと思えば、
いつでも・いくらでも食べられるられる環境にある。
僕も農業をするまでは、
その食文化に疑問を感じなかった。
でも、野菜という自然の恵を収穫するとき、
野菜にも陰と陽の二面性があることを知ったとき、
人間が野菜を食べ続けてきた意味が、
なんとなくわかったような感じがした。
食欲を満たすべくたくさん食べて、
過剰エネルギーを消費するために、
ダイエットとかスポーツクラブに通う。
それも1つの選択肢だと思う。
でも、大切なことは、
何も考えずに食欲を満たす為に食べるのではなく、
自分が何の為に食べているのか?
その事を意識化していくことで、
自然と適量な食事と適切な食材に
変わっていけるのだと思う。
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